野田内閣の顔ぶれが決まりました。
サプライズや目玉人事はなく、党内の各派閥にいろいろ気を使った“八方美人”内閣とでもいいますか。
ある意味、野田首相という人のキャラクターが出た人事のように思います。
財務大臣時代も、円高対応で強烈なリーダーシップや発信力があった訳ではなく、かといってこれといった失態やミスもなく、まあ無難な大臣という感じでしたから。
唯一、ちょっと驚いたのが、岡田前幹事長が入閣しなかった事です。
今朝の新聞各紙では財務大臣で決まりと出ていたのに、本人が固辞し続けて結局入閣しなかったようですね。
どじょう内閣が、その名のとおり泥舟となって泥の中に沈んでいくと見切ったのか。
以前に本人が語っていたように、幹事長やって疲れたんで休みたかったのか。
小沢一派から思いっきり嫌われているので、党内融和のために敢えて身を引いたのか。
そこだけ（？）が気になる組閣報道でした。
しかし・・・。
岡田さんの代わりの財務大臣が、安住さんで大丈夫かいな・・・。
この人は、とにかく軽くて薄いイメージしかないんですよねえ。
