大阪府に橋下知事が就任して以来、”このままでは財政再建団体になってしまう”と言う言葉をよく聞きます。
(昨年に新しい法律ができて、”財政再生団体”と呼び名が変わるようですが。)

簡単に言えば、都道府県や市町村の”倒産”というイメージでしょうか。
企業で言うところの”倒産”とはかなり意味合いが違いますが、”財政が破綻してどうしようもない”と言う点で似ています。

私の住む兵庫県も、実質公債費比率が07年度で19.6%と北海道に次いで全国ワースト2位だそうです。
(”借金まみれ具合”が全国ワースト2位って事ですかね。)
阪神大震災の影響なのかもしれませんが、まさか全国ワースト2位とは驚きました。

実は大阪府どころの騒ぎじゃないのかもしれませんね。
でも、思うんですよ。

一回、倒産しちゃって、一からやり直したらって。
”財政再建団体になったら鉛筆一本買うのも国の許可がいる”とか言う人もいますが。

いや、それくらい厳しく国に管理して貰って、今の借金漬けをまず綺麗にゼロにしちゃったら?って。
財政再建団体になったら、恐らく地方税は引上げられ、逆に行政サービスは低下するでしょう。

一般市民の生活への影響は少なくないでしょう。
でも、それくらい思い切った改革をしないとこの借金漬けは解消しないんじゃないでしょうか。

国という大きな権力でもって、古い体質のユル~イ公務員サン達のお尻を叩いて、一から出直す方が早い気がします。
長い間慣れてしまったユルイ体質は、自分達で自ら打破するのは大変難しいでしょう。

ここは外部の大きな力でバッサリやっちゃうのも一つの方法かもしれません。
と、書いてみたものの。

その国自体が、借金漬けでエライ事になってる訳で。
国のほうも”財政再建団体”みたいな状況の中、その国の役人に指導管理されても、本当に”再建”出来るんだか・・・。

国の役人も、地方の役人も、しょせん同じ穴のムジナ???
いや~、困ったもんだ・・・。