今日はちょっと物騒な話ですが、毎日新聞に興味深い記事がありました。
それは子供による親や祖父母殺人(いわゆる尊属殺人)、または傷害致死の犯罪についてです。

最近よく子供がキレて親や一家を殺してしまったというような悲惨な事件が報道されています。
おそらく多くの方々が、”最近の若い子は・・・”と言うお決まりのセリフを口にされているかもしれません。

ところが、実際のこういう事件の件数というのは昔からそう変わっていないという説があるようです。
実際に警察庁等の発表している数字によると、昭和30年頃の尊属殺人や傷害致死の件数は、平成に入ってからの件数とそう変わらないとか。

数字の把握の仕方や統計の取り方によって結果は変わるのかもしれませんが、”親を大切にしない若者が増えてる”とばかりはやしたてるメディアや、したり顔で”私らの若い頃は・・・”とのたまうコメンテーター達に一石を投じる話かもしれません。
また驚いた事に、平成19年の殺人発生件数は戦後最低だそうです。

これは警察庁の発表してる数字なんで間違いないです。
いやいや、かなりびっくりな数字ですね。

メディアが叫んでいるのは全く反対で、日本はどんどん平和で安全になってるのかも???
ま、数字や統計のマジックっぽいですが・・・。

その記事を書いた方のホームページは”少年犯罪データベース”で検索出来ますので、興味ある方は御覧ください。