昨日、民主党の小沢一郎前幹事長が、党代表選への出馬を表明しました。
6月に幹事長を辞任してまだ3ヶ月もたってない人が、今度は代表に立候補します。

個人的には、一回くらい小沢さんが総理大臣やってみても面白いんじゃないの、などと思った事はあります。
人物としての迫力や、あのドスの効いたオーラは、諸外国の元首とも互角以上に渡り合えそうですし、豪腕と言われるリーダーシップもある意味日本人には数少ない才能のように感じますので。

しかし、この3ヶ月で、辞任の要因でもあった政治と金の問題に決着がついた訳ではありません。
むしろ、検察審査会の状況によっては、起訴される可能性もまだ残っています。

そんな状況下での代表立候補の表明です。
いろいろな事情で賭けに出たのかもしれませんが、さすがにこのタイミングでの立候補は、国民の理解を得られないのではないでしょうか。

それにしても、今回の立候補劇を見ていて、一番意味不明なのは鳩山前首相。
小沢さんを幹事長辞任に追い込んで、首相として最後に“唯一”仕事をしたと評価されていたのに、その3ヵ月後には“小沢さんを支持します”だって・・・。

本当に宇宙人かもしれない・・・。