日本の中心はどこか?
いろいろな尺度によって、日本の丁度真ん中はどのあたりか考える事が出来ます。

今日、総務省の統計局から、平成17年の国勢調査人口を用いた”我が国の人口重心について”の発表がありました。
人口の重心とは、”人口の1人1人が同じ重さを持つと仮定して、その地域内の人口が、全体として平衡を保つことのできる点”をいうらしいです。

なんだか良く分からない説明ですが、人口の分布状況を尺度にした日本の真ん中でしょう。
で、栄えある中心は、、、岐阜県関市!!!

おめでとうございます、関市民の皆様。
総務省が言う訳ですから、かなり自信を持って”日本の中心(重心?)”で何かを叫んで頂いて結構かと思われます。

ただ、日本の人口はどんどん東京に集中する傾向にあります。
5年前の国勢調査に比べると、日本の人口の重心は、東南東へ2.1km(東へ1.8km、南へ1.0km)移動しているそうです。
(さすが総務省の役員、計算が細かい・・・)

つまり、関市の皆様が日本の中心(重心)と正々堂々と言えるのは、次の国勢調査までの5年間と言う事です。
ちなみに、5年前の人口の重心は、隣町の岐阜県武儀郡武儀町。

5年後に日本の中心(重心)は隣の町に移っているかもしれませんので、悪しからず。