皆様御承知の通り、福田首相に対する問責決議案が11日の参議院で可決されました。
参議院での首相問責決議の可決は初めての出来事です。

民主党の鳩山幹事長いわく、”伝家の宝刀をついに抜いた”らしいです。
伝家の宝刀を”抜いた”どころか、実際に可決されちゃったんで、抜いて”相手を切った”訳ですな。

で、それで???
伝家の宝刀の切れ味はいかに???

いやいや。
な~~~んにも変わっておりません。

今度は衆議院で与党が信任決議をわざわざ可決して、自民党と民主党による合同茶番劇終了って感じですね。
福田首相は相変わらず他人事のようなコメントをするのみ。
(あの他人事のような喋り方が、最近ちょっと面白いですが。)

ま、与党も野党も最初っから分かってて敢えてやった茶番劇ですから、何も変わらなくて当然なんでしょうが。
このパフォーマンスごっこは、いったい何の意味があったんですかねえ。

民主党も自民党も内部分裂や権力争いでゴタゴタしてるんで、こういう猿芝居が敢えて必要だったんでしょうか。
いずれにせよ、こんなくだらない芝居の為に国民は高い税金を払ってるんじゃないです。

どうせ政治のパフォーマンスごっこなら、もうちょっと面白いのをやってくれと言いたい・・・。