40代半ばに差し掛かり、最近、近くのものが見え辛くなってきたことに気付きました。
年齢からすると、老眼になりつつあるというのは明らかです。

でも、それに気付くのって、結構難しかったです。
若い頃は、小さなものを見ようとするとき、眼を見る物に近付けるという行動を本能的にとると思います。

その行動に理由は無く、もう身に染み付いている当たり前の行動です。
それがある時・・・、

あれ、ヒーターのメモリが見にくいな?
こんなに近寄っても見にくいのはなぜ??
毎日パソコン仕事やってるから、とうとう視力がおかしくなったのか???
これは病院に行かなければならないくらいヤバイかも!!!

“見えない時は、近寄ってみる”という公式しか無かった私には、自分の眼に何が起こっているのか理解できませんでした。
おおげさに書いていますが、本当に眼が徐々に見えなくなりつつあるのかと不安になりました。

でも、ある時気付いたんです。
あ、離してみたら、かえってハッキリ見えるやん。

これは、ひょっとして、老眼・・・。
いや、ひょっとしなくても、完全な老眼・・・。

老眼である事を自覚して、正直ほっとしました。
少なくとも眼が見えなくなる病気ではないって。

なんだかお馬鹿な話かもしれませんが、老眼である事を自覚できたおかげで、一安心したのは本音です。
ま、さっさと気付きなさい!ってだけの話ですが、私のように自覚無く生きておられる方の為に書いてみました。