最近、ネットバンキングを利用した詐欺メールが流行っており、各銀行も再三の注意を呼びかけています。
本家のサイトとそっくりに作ったサイトで、IDやパスワードを入力させてその番号をだましとってしまうのが一般的な手口のようです。

で、ついにというかなんというか、私の所にもそういうメールが来ました。
以下に文面をコピーしますと、

“こんにちは!
最近、利用者の個人情報が一部のネットショップサーバーに不正取得され、利用者の個人情報漏洩事件が起こりました。
お客様のアカウントの安全性を保つために、「三菱東京UFJ銀行システム」がアップグレードされましたが、お客様はアカウントが凍結されないように直ちにご登録のうえご確認ください。
以下のページより登録を続けてください。”

というもので、ニセホームページのアドレスも三菱東京っぽく“mufg.jp”というドメインを使っています。
開きませんでしたが、ニセホームページも本物のネットバンキングの画面とそっくりなようで、相当手が込んでいるようです。

が、

銀行からのメールで、いきなり、“こんにちは!”、は無いですよねえ・・・。
“!”ビックリマークつきの書き出しを銀行がするわけないし、銀行どころか、普通のビジネスでもお客様へこんな書き方のメールは送らないでしょう。

犯人はITに関しては相当なスキルがあるようですが、日本文化やビジネスマナーには疎そうです・・・。
ただ気になるのは、どうして私の実際のメールアドレスが漏れていたのかという所。

手当たり次第にメールを送っていて、どこかで入手した私のアドレスにも送られてきただけならいいのですが。
実際に私は東京三菱のネットバンキングを利用しているだけに、アドレスが本家の銀行から漏れているとしたら恐ろしい話です。

やっぱりネットの世界では、パスワードを定期的に更新しないといけないんでしょうね。