先週、相続法に関する研修を受けたのですが、研修中に先生がポロっとおっしゃった一言にちょっとびっくりしました。
“30年後には、一年間で100万人ずつ日本の人口が減っていく。”

えー!一年で100万人も減るって!!ホンマかいな???
って事は、10年で1000万人も減る!!

100年で1億人減る???日本人誰もいなくなる・・・?訳はないか・・・。
少子化や高齢化なんて聞き飽きた話題ですが、一年間に100万人ずつ減るという数字は、私にはかなりインパクトがありました。

あくまで推計の話ですし、前提条件によりかなりブレはあると思いますが、国立人口問題研究所あたりの出している数字ですので、そこそこ信憑性はあります。
ついでに過去の数字を拾ってみますと、私が生まれた1970年は、
出生数・・・193万人、死亡数・・・71万人、一年間でなんと120万人以上人口が増えております。

これが2005年あたりで、出生数と死亡数が逆転してしまいます。
ちなみに、うちの長女が生まれた2007年では、
出生数・・・109万人、死亡数・・・111万人、一年間で2万人弱人口は減っているようです。

そして2035年の推計では、
出生数・・・64万人、死亡数164万人、一年間で100万人ずつ人口が減る推計だそうです。

わずか10年後の2021年でも、年間に70万人近く人口は減ると推計されています。
高齢化社会と叫ばれていながら、なんとなく遠い将来のような気がしていましたが、もうあと10年でそんな時代がやってくるかと思うと、ちょっと考え方を改めねばならない気がします。