あっという間に7月になってしまいました。今年も後半突入です。
サラリーマン時代に私が嫌いだった作業に”PDCA”計画表の作成がありました。

PDCAとは、まず目標を達成する為の具体的な計画を立て(plan)、行動に移し(do)、進捗状況等を監視、点検し(check)、不備な点を改善しながら(action)全体の目標達成や効率化を図るという考え方です。
PDCAを行いながら業務を進めることにより、個人としても組織としても、継続的に業務改善、効率化を推進してレベルアップしていこうという訳ですね。

企業によって呼び名は若干違うと思いますが、このような考え方は多くの企業で定着しているようです。
ただPDCAの計画表を作るのはうんざりします。

毎年4月になると、1年分のPDCAの書類を作成します。
それを半年分のPDCAに落とし、半年で何をどこまでやるか計画します。

さらに、毎月のPDCA、毎週のPDCA、毎日のPDCAと落とし込みます。
で、毎日、毎週末、毎月末、毎半期末、毎期末ごとに、計画したものと実際の進捗状況のチェックと改善を上司とともに行います。

ここまで細かくやってると、仕事をしてる時間の2~3割くらいが計画表の作成とチェックになってしまいます。
効率化を図るハズのPDCAが、非効率で生産性の悪い書類作業になりがちだったんですね。

PDCAの発想は組織として間違って無いと思いますが、実際の運用は難しいなあと思ったのが実感でした。
ただ今になって、このPDCAの計画表を作ろうかと思っています。

個人事業主をやっていると誰も何も言わないので、ぼ~っとしていると時間だけが過ぎていってしまいがちだからです。
”自律”する事の難しさを感じる、平成19年後半開始です。