今週、新しいiPhoneが発表されました。
iPhoneシリーズとしては初めてのことですが、3種類のモデルがほぼ同時に新発売されます。

従来のiPhone7の中身を順当に進化させたiPhone8とiPhone8Plusに加え、完全な新型で外観を刷新し、液晶を有機ELのベゼルレス(枠が無い)5.8インチ画面としたiPhoneⅩ(テン)の3モデルです。
iPhoneが発売されて10年という記念すべきタイミングのせいか、従来の新発売のパターンをいろいろと打ち破った発表でした。

ただiPhone8は、見た目ほとんどiPhone7と一緒です。
無接点充電に対応する為に背面をガラス素材に変えていますが、日本人は大抵カバーをしますので、ぱっと見の新しさは無いと思います。

昨年発売のiPhone7で初めて3年連続ほぼ外観が一緒というパターンになりましたが、iPhone8はやはりiPhone7とほぼ一緒で、なんと4年間見た目一緒のスマホが“新発売”される事になります。
(iPhone6までは概ね2年サイクルで外観が変わっていました。)

大して変わってないし、別にiPhone7sという名前で良かったんじゃないの・・・。
というより、iPhone7や6sも継続販売するなら、別にiPhoneⅩの新発売だけで良かったんじゃないの・・・。
などと思った人は私だけではないでしょう。

iPhone8の“新発売”が個人的にはしっくりこないのですが、実は、iPhoneⅩの有機EL液晶の生産が上手くいっていないという噂話が今年の早い段階から流れておりました。
アップルとしても10周年を記念した完全な新型iPhoneⅩを大々的に発表したかったものの、発売が11月以降にずれ込む見込みになった為、止むを得ず“間繋ぎ”としてiPhone8を慌てて発売することにした・・・、などとアップル好きの私は邪推しております。

ま、なんだかんだ言われつつ、今回もiPhoneは売れるんでしょうけどね。
ただ、iPhoneⅩのお値段、税込12万円以上は高すぎるよなあ・・・。