昨日、ガソリンを満タンに入れてきました。
”25円の税金分安くなる”と言う割には、20円くらい安くなっただけのような気もしますが、それでも随分安くなった気がします。

消費者の立場としてはずっとこのままの価格でいってほしいのですが、どうなるんでしょう。
与党は4月中にも措置法の再可決をして、再び25円アップさせる気配ですが、はてさて。

最近の内閣支持率の下降ぶりを見てると、ゴールデンウイーク前にガソリンを再値上げしたら、ますます支持率下がりそうな。
再可決したら、野党は福田総理の問責決議を提出すると言ってますし、北海道でサミットをする直前に首相が替わっちゃうなんて事もある???

などと妄想にふけりつつ、今回のガソリン騒動(?)自体は結構意味のある出来事だったなあと思います。
と言うのも、一般の国民が”選挙の結果でガソリンの値段が下がる”と言う事実を体験できたのは貴重だと思うんです。

日本の選挙で投票率が低いのは、”どうせどこに投票しても一緒やん”と言う”あきらめ感”が大きいでしょう。
ところが今回、自民党が去年の参議院選挙で大敗して与野党逆転したおかげで、ガソリンが安くなると言う”珍事”が起きました。

この騒動で、”あれ?!、選挙って結構意味あるやん!”と、今まで選挙に関心の無かった若い世代も肌で直接感じ取れたんではないでしょうか。
今や車は一家に一台の状況ですから、そのインパクトの大きさは”郵政民営化”や”年金問題”よりはるかに大きいかもしれません。

私は別に野党の回し者でもないし、典型的な無責任世代ですが、次の総選挙の投票率は上がるかもしれないなあ、などと妄想しております。