ついに確定申告シーズンに突入しました。
これから1ヶ月、我々の業界は一年で一番忙しい時期になります。

そんな中、確定申告の作業において、マイナンバー制度のメリットを一つ発見しました。
それは・・・、

住民票の原本の添付が必要なくなった!!!、って事です。

例えば、“住宅ローン控除の特例”、というものをご存知の方は多いかと思います。
ローン組んでマイホームを買うと、向こう10年間ほど税金が安くなるという制度です。

この特例を受ける場合、今までは確定申告書に住民票の原本を付けて申告しなければなりませんでした。
これが、平成28年分の確定申告から、原則として、マイナンバーの記載だけでOKになります。
(その他に必要な添付書類は沢山ありますが)

住宅ローン控除の特例以外にも、今まで住民票の添付が必要だった特例って結構あるんですよね。
そういった特例について、住民票をとりにいく手間が省けたうえに、手数料300円くらいが必要なくなります。

あ~~~、なんて素晴らしいマイナンバー制度!!!

なんだよ・・・、それだけかよ・・・、という声が聞こえてきそうですが・・・。
ま、ちょっとはメリットもございますって事で・・・。

普通に申告する人の場合は、元々住民票なんて必要ないんで、やっぱり手間が増えただけなんですけどね。