大阪国税局の職員が、梅田の北新地の高級クラブで格安接待を受けていたようです。
関西でキタ新地と言えば、東京で言うところの銀座にあたる高級クラブの並ぶエリアとして有名です。

席に座るだけで何万円も取られてしまうようなお店も多いハズ。
ところが、大阪国税局の職員という看板が効いたのか、1人当たり5千円から1万円程度で利用していたとか。

さすがに”俺は国税局の人間だから安くしろ”とは言ってなかったと思いますが。
仕事柄、キタ新地の相場は当然知っている筈ですし、40回程度も利用していたところをみると確信犯と言われても仕方がないでしょう。

少なくとも、店の経営者は国税局の職員と分かって特別に値引きしていたようで。
その店に強制調査が入った際に、国税局の職員が利用している事を話したそうですから間違いないですね。

事前に調査の情報を流す等の行為は無かったようですが、国税局の職員としてはあまりに軽いというか。
税務調査では”交際費が多すぎる!”なんて文句を言う立場の人達なんですから、もう少し自覚を持って欲しいものです。

社会保険庁のずさんな仕事っぷりが話題ですが、国税庁の職員にも困ったもんです。