いよいよ景気が悪くなってきた日本ですが、政府与党の”総合経済対策”の中身が見えてきました。
その中でも我々庶民にとって大きな影響がありそうなのが、低所得者向けの”定額減税”。

あら???”定額減税”って???
ついこないだの2007年に廃止になったのは何だっけ???

そう、ついこないだ廃止になって大騒ぎしたのは”定率”減税。
今回検討されてるのは、”定額”減税。

いやいや。
名前だけちょっと変えただけでまた復活かいな。

まだ”定額減税”の具体的な中身は明らかではありませんので、何とも言えませんが。
いくらなんでも、1年前に止めた政策をすぐ復活というのも・・・。

1年おきにコロコロ政策を変えて、そこにポリシーはあるのでしょうか。
そりゃ”減税”って聞けば、みんな一瞬嬉しいんですけど。

減税しちゃって税収の足りない分は、結局赤字国債で借金してしまう訳で。
その累積何百兆円という気の遠くなる借金を、将来我々が返さないといけない訳です。

原油高、農作物の高騰は深刻で、何か対策を打たないといけないのは山々です。
ここは思い切って、定額減税の財源は”公務員の賃金一斉カットで埋め合わす”くらいにしてくれると本当に喜べるんですけどねえ。

って言うと公務員さんも気の毒やな・・・。