配偶者控除が来年辺りにも廃止されるかも!、という話題を何度かかきました。
建前の理由は、いわゆる103万円の壁を無くし、配偶者の労働参加を促すことです。

ただ、廃止するだけでは単なる増税なので、夫婦控除といった新しい仕組みを検討しているという噂でした。
今までのパターンから言って、ワザと分かりにくく“ややこしい算数”を導入し、結局トータルでは増税なんだろうなあ、などと思っていたんですが・・・、

なんと、

驚いたことに、

夫婦控除の導入を諦めるだけでなく、配偶者控除の103万円の壁を150万円程度に引き上げる、という話になりつつあるようです。
もし、そのまま控除の前提となる所得限度額を引き上げると、若干でしょうが減税に働きます。

まあ、最終的には減税にならないように、“ややこしい算数” にするんでしょうが、これ程事前に廃止がアナウンスされていたのに、完全にひっくり返った事は驚きです。
近々行なわれる選挙への影響を考慮したのでは?、と言われていますが、そこまで弱気なんでしょうかねえ。

まだまだ噂の段階なのでどう転ぶか分かりませんが、ここまで二転三転する税制改正も珍しい気がします。