3連休の中日である20日に参議院選挙が行われます。
わざわざ3連休の真ん中を投票日にして投票率を下げようとしておられるようですが、さて結果はどうなるでしょうか。

前回の国政選挙である衆議院選挙で与党が過半数割れになり、その後の日本の政治が大きく変わってきました。
それまでの国会審議といえば、“国会論戦”というカッコ良い表現は名ばかりで、実際は与野党のプロレスごっこに過ぎず、過半数を握っている与党のやりたい放題がずっと続いていました。

しかし衆議院で過半数割れとなってしまった結果、本気で野党の顔色を見ながら法案審議をしないと法案が通らなくなりました。
例えば予算法案のように、与党として絶対通さないと国の運営が成り立たない法律を通すために、国民民主党の減税政策をイヤイヤ一部呑むなど、本当の意味での“国会論戦”が実現しているように思います。

今回は参議院選挙で改選数は半分ですし、衆議院選挙ほどの緊迫感はないと思っておりましたが、報道各社の終盤情勢調査では参議院でも与党過半数割の可能性があるようで、ちょっと面白いかもしれません。
過半数割れかどうかはかなり微妙なラインのようですので、日曜日の夜は選挙結果をじっくり眺めたいと思います。