日経平均株価の本日の終値が、また過去最高を更新しました。
イラン戦争の終結が見えず、ホルムズ海峡封鎖は続いているにもかかわらず、株価は上がり続けています。

その主な要因は、アメリカを中心としたAI関連投資がすさまじい勢いを維持しているからでしょう。
AI関連企業と半導体製造企業の株価が、世界中の株価を引き上げています。

そのAI企業の象徴であるアメリカのオープンAI社が今年中に上場する見込みです。
上場時の時価総額は150兆円規模と言われています。

将来性も業界も全く異なりますが、日本最大の企業であるトヨタ自動車の時価総額は50兆円程度で、年間売上は約50兆円、年間利益が3~4兆円です。
オープンAI社の現時点の売上は年間3兆円レベルなので、150兆円という時価総額が、いかに将来性で評価されているか分かります。

ちなみに、日本の国の税収は年80兆円程で、国家予算は年120兆円程です。
創業してたった10数年の会社の時価総額が日本の国家予算を超えるかもしれないなんて、なんだか夢みたいな話です。

ただ、かつてアマゾン等のIT企業は、毎年赤字を続けていても将来性を見込まれて大きな時価総額で評価されていました。
現在のアマゾン等の繁栄の結果を見ると、その評価は過大評価でもバブルでもなく、むしろ安かったという考え方もあるでしょう。

その一方、アマゾン等のIT企業が成長していく過程で、株式市場ではITバブルがハジけたという事実もあります。
AI企業が成長するこれからの数年で、かつてのITバブルと同様に、AIバブルがはじけてしまう可能性は否定できません。

AIが今後世の中を変えていくであろうことに疑いないのですが、
経済面や株式市場だけで考えると、さて3年後どうなっているのか、

神のみぞ知る・・・、
でしょうか。

株価上昇に乗り遅れてしまった私としては、今更AI関連株を買う勇気も無く、しばし静観、というところです。