今週22日、首相官邸の屋上に“ドローン”と呼ばれる飛行物体が落ちている(?)のが発見され、結構な騒ぎになっております。
この事件でにわかに注目を集める事になったこの“ドローン”という飛行物体、初めて耳にした方も多いかもしれませんが、簡単に言えばラジコンのヘリコプターです。
本物のヘリコプターと違って、プロペラが4枚の物が多いようで、普通に通販でも売っています。
大きさや価格(安いものは数千円から!)はさまざまですが、今回のは以下のタイプの60センチ四方くらいのサイズのものだったようです。
ラジコンで操作するヘリコプター自体は、私が子供の頃からありました。
しかし当時は非常に高価で操縦も難しい上に、普通のエンジンを積んで騒々しく、まさに小さなヘリコプターといった感じでした。
それが技術の進歩により、安価で(安いものは数千円)操縦も簡単(スマホだけで飛ばせるものも有る)な上に、電動モーター式の静かでコンパクトなものが発売されるようになりました。
メカの進歩とともに商業用途もいろいろ模索されているようで、通販大手のアマゾンが、このドローンを使って商品を届ける実験をしているという話題もあります。
これで宅配するなんて最初は完全に冗談だと思っていたのですが、アマゾンは結構本気らしいです。
アメリカみたいに大きな庭がある家が多いと、着陸(?)可能なので実現性があるのかもしれませんね。
日本でも、近所の店からピザの宅配程度なら意外と実現可能?
バイクより早そうだし、人件費や機械コストも安そうだし?
新聞配達や、郵便配達くらいならありかも?
でも、受取る側の環境次第かなあ・・・。
いずれにしても、空中を利用して簡単に輸送や撮影が出来るというメリットは、いままででは考えられないような可能性(危険性も?)を秘めているように思います。
今回の事件はさておき、今後も“ドローン”という物体の将来性に関しては、頭に留めておく必要がありそうです。
ま、単なるラジコンのヘリコプターなんですけどね・・・。