いったいなんだったんだ!?
という声が全国から聞こえてきそうな”小沢劇場”。

今回の辞任劇自体が、民主党を引き締める為の小沢さんの”謀略”か?なんて話も当初ありましたが、
どうやら”殿のご乱心”というのが真実のようですね。

少なくとも今回の騒動で、小沢さん自身も評価を下げ、民主党内の亀裂も大きくなった事は間違いないですから、”謀略”だとしたら大失敗でしょう。
”剛腕”とか”壊し屋”と言ったハードでクールなイメージのある小沢さんですが、意外と感情的で”お坊ちゃま気質”な部分が垣間見えた気がします。

昨日の会見を見ていても、あの悪人面(小沢ファンの方々すいません!)がちょっと可愛く見えてきました。
それにしても情けないのは民主党。
”すべての面において未熟で、政権担当能力が無い!”なんて代表自らにボロカスに言われたのに、

その言った小沢さん当人に”頼むから辞めないでください”なんて、
悲しすぎる・・・。

関西弁風に言えば、
”お前ら能力ないんじゃ!付き合ってられへん!ワシはもう辞める!”と言われ、

”そんな事言わんと、見捨てんといて~!”
と必死ですがりつく。

ってな感じの茶番劇でしょうか。
君らにプライドは無いんかい!と民主党の議員にヤジを飛ばしたくなります。

あそこまで言われた小沢さんを必死に慰留してしまった事で、逆に、
”民主党には人材が居ない”、”とてもじゃないが政権なんて任せられない”

ってみんな思っちゃったんじゃないですかねえ。

民主的な民主党じゃなく、
小沢さんの、小沢さんによる、小沢さんの為の、”小沢党”に改名したりして。