仕事始めの今週、いきなり中国の株式市場が大暴落し、サウジアラビアとイランのケンカが激しさを増し、何故かついでに北朝鮮が水爆実験までやらかしたりと、年始早々、実に不穏な滑り出しです。
特に経済情勢に関しては、中国株の不安定さに世界中が振り回され、日経平均も年初から5日続落という状況になりました。

月曜日の大発会から一週間株価が下がり続けた訳で、年初から下げっぱなしの一週間というのは戦後初だそうです。
日経平均の動きに関しては、よく“十年ぶりの!”とか、“戦後何回目の!”といった表現で変動幅を報道しますが、”戦後初”という表現はあまり聞いた事がないです。

株価の変動に関しては、“ちょっと誇張して騒ぎすぎなんじゃないの~”、といつも思うのですが、“戦後初”となるとさすがに誇張ではなく本当にヤバイ気配がしますよね。
安倍首相は、リーマンショックレベルの経済危機が起こらない限り消費税は10%に引き上げる!、と言っていましたが、年始の動きだけ見ているとイヤな感じです。

賛否両論あるにしろ、軽減税率の枠組みもほぼ決まったので、税制に携わるものとしては、予定通りのスケジュールで物事が進むよう祈るばかりです。