今月の24日から、アップルウォッチが発売されます。
そして今日から、予約と試着(試着って・・・?)が始まりました。

アップルウォッチは、アップルが初めて発売する腕時計ですが、時計としての機能で勝負する商品ではありません。
例えば、同時に所持しているiPhone(カバンやポケットに入れている状態)と通信して、iPhoneにかかってきた電話やメールが、腕に付けているアップルウォッチで受けれたり、アップルウォッチから電話やメールをかけたり出来ます。

体に密着しているという特徴を活かし、脈拍や体の動きをセンサーで感知して健康状態の把握やエクセサイズにも活かせるようになっています。
時計というより、腕に装着する小型デジタル情報端末といったほうが良いかも知れません。

ここで重要なことは、アップルウォッチは、ポケットやカバンにiPhoneが入っているという事が大前提の商品という事です。
この時計をしただけでは、その多くの機能のほとんどは使い物にならないと言ってもいいかもしれません。

以前にアップルウォッチ発売という噂を聞いた時、iPhoneを超小型化して腕時計にしたものが発売される!と私は思い込んだのですが、そういう商品ではありません。

これ単体に、電話としての機能はありません。
実は、こういった腕時計型のデジタル情報端末は、ここ数年、各社から発表されております。

腕時計型だけではなく、グーグルグラスといった眼鏡型の端末もあり、“ウエアラブルデバイス(身に着ける端末)”という単語をよく目にするようになりました。
ただ盛り上がっているのは、新商品を発明して売りたいメーカー側だけで、一般消費者は、正直“別に要らないよねえ~”といった感じで、今のところ大きな売上にはなっていないようです。

そんな“メーカーだけが盛り上げようと必死のウエアラブルデバイス”市場に、ついにアップルが満を辞して投入するアップルウォッチ、果たして売れるんでしょうか?
事前の予想ではイマイチなニュアンスが多かったですが、アップルの商品だけに、その絶妙な操作性とブランド力で、そこそこ売れそうな気もします。

久々のアップルの新分野への挑戦ということで、かなり興味深いですね。
http://www.apple.com/jp/watch/

とは言うものの、最低でも4万2800円ということで、私にはとても買えないオモチャでございますが・・・。