今週の経済面は、ギリシャ問題でもちきりでした。
ここ数年、ギリシャという国が国家としてデフォルト(債務不履行)するのではないかという話が良く出てきています。

“ギリシャがデフォルトするかも!”というと、まるで国が無くなってしまうかのようなイメージですが、要は国が借金(国債)をきちんと約束通り返せなくなったというだけの話です。
まあ普通の先進国ではめったに無い話なんですが、“ちょっと返済待ってくださいな~”くらいの話はちょいちょいあります。

最近ではロシアやアルゼンチンがデフォルト状態になりましたが、別にその後国家が崩壊したわけでもないし、国民が全員難民になった訳でもなく、普通に存続しております。
ギリシャに至っては、過去200年程度でみると、数年に一度は軽い(?)デフォルトを起こしているような国らしく、ある意味“またかよ~・・・”ってところかもしれません。

今回、ドイツやフランスが中心となって、ギリシャの借金を半分免除する替わりに、緊縮財政を断行して国家の財政を立て直す案を出したのですが、当のギリシャ国民がこの条件に反対しているそうです。
凄い国民性というかなんというか・・・。

もし日本の国債1000兆円を500兆円に負けてくれるなら・・・。
日本人ならなんでも言う事聞いちゃいそうです・・・。

神話の国、オリンピック発祥の地、地中海の穏やかで素敵な観光地、
いやいや・・・、すっかりイメージに騙されておりました・・・。