昨年、3年ぶりくらいに受けた健康診断でメタボが確定し、それなりにショックを受けたのですが、実はもう一つショックだったことがありました。
それは、人生で初めて受けたバリウム検査後の便(要するにウンチですな)が、トイレで流れなくなってしまった事です。

まあ大した事件ではないのですが、やはり自分のウンコ様がトイレに居座っていつまでも流れないのは、なんとも気恥ずかしいというかイヤなもんです。
そのうち流れるやろうと放置したものの、なかなか流れず、結局割バシでつついて無理矢理流しました。

で、今年もやってきました健康診断。
去年の反省を生かし(?)、検査後は思いっきり水をガブガブ飲んで、下剤もきっちり飲んで、やっぱり白い水のような便をきっちり出しました。

今年はこれで大丈夫!、と思っていましたが・・・、
残念ながら、2日後にまたしても白っぽいウンチ様がトイレに居座る事に・・・。

ひょっとして私の体(特に大腸)はどこか悪く、バリウムに過剰反応するのかなあ、などと軽く悩みつつ、ウンチをツンツン・・・。
でも、ネットで調べてみると、どうやら私の体が特別な訳ではないようで安心しました。

そもそもバリウム便(?)は、重くて流れにくいもののようです。
バリウム検査に使われる硫酸バリウムというものは、アルカリ土類金属と呼ばれる金属の一種で、常温での比重は4.5もあります。

一円玉に使われるアルミニウムの比重が2.7くらいなんで、結構重いですね。
検査で飲む段階では粒子状になっているので、そのままであれば問題なくトイレでも流れるのですが、一旦ウンチとなって固まってしまうと、かなり重たい粘土みたいな状態になってしまいます。

一円玉の塊の1.6倍も重いものがトイレの底に沈んで固まった状態ですと、なかなか流れないのは当然です。
解決策は、ウンチになる前に下剤で頑張って流してしまうという事でしょうが、ウンチになってしまった場合は、やはり割ばしツンツンしかないのかもしれません。

ブログに汚い話で申し訳ございませんでしたが、同じように軽く悩んでしまったお父様方へのお知らせもこめて書かせて頂きました。
トイレのウンチが流れず、なんとなく気恥ずかしい気分になったお父様方、

“バリウム便は重いので、トイレで流れなくても当たり前や!!!”

と、子供へ科学的に説明してあげましょう。