事業仕分け。

来年あたりの流行語大賞にでもなりそうな“事業仕分け”。
今日がその最終日です。

専門家でもないシロウト議員等が、国家事業の是非を短時間で判断してしまう、という危さは確かにあります。
しかし、利権団体や政治家の思惑でこっそり密室で決められていた予算配分が、少なくとも公けに議論されるというのは非常に良い事だと思います。

事業仕分けのやり方自体や、その結果について法的な強制力をもたせるというような法整備も含めて、将来にわたってもしっかりと定着するような制度にして欲しいですね。
と、この事業仕分け自体は、民主党になって非常に良かったと思える点なんですが。

そもそも政権獲る前の民主党いわく、“ムダを省いて節約すれば１０兆円や１５兆円はすぐに捻出できる”などとおっしゃっておりました。
事業仕分けは正にその仕事を担って頑張ってやったんですが、果たしていくら捻出出来たんでしょう？

少なくとも１０兆円にはほど遠いでしょうねえ。
税収の見込みがどんどん減っていく中、予算はますます足らなくなっております。

さて、本当にどうするんでしょう、鳩山さん。
いくらお母さんがお金持ちでも、１０兆円は貸してくれませんぜい。