日本中(世界中?)に“西宮市の住民はアホか!”と言わしめた号泣議員こと野々村竜太郎氏ですが、やはり数々の出張はウソだったようです。
昨日の各報道によりますと、兵庫県警の取調べに対し、“日帰り出張はほとんど行っていない”と架空計上を認めているそうです。

その他、金券ショップでの大量の切手購入についても、商品券を購入していたという疑惑を認めているとか。
さすがに、警察相手に“号泣パフォーマンス”は通用しなかったようで、さっさと罪を償っていただきたいですね。

ただ個人的に気になるのは、野々村議員が2千万円近い政務活動費を、あっさりキャッシュで一括返還出来た事。
親と一緒に賃貸住宅に住んでいたようですから、失礼な言い方ですが、元々実家が大金持ちとかではなさそうなのに、これだけの現金が手元にあったんでしょうか。
(兵庫県議になるまでは落選続きで、いわゆる浪人生活を続けており、生活は苦しかったという噂もあるくらいです)

誰か知り合いから借りたのではないとしたら、その2千万円は3年間騙し取って貯め込んでいた政務活動費そのものだったのでは・・・。
ってことは・・・、

3年間で政務活動費をまともには(?)ほとんど使っていなかった、ってことかも・・・、
ってことは・・・、

そもそも、年間何百万円もの政務活動費なんて、県議会議員の活動には必要ないってことやん!!!

ま、以上は私の頭の中の妄想の範囲内のお話ですが、警察と税務署には、2千万円の出どころも捜査して欲しい気がします。
いずれにしても、この際良い機会なんで、思い切って、すべての議会の政務活動費とかいう訳の分からん名目のお金の支給は廃止して頂きたいです。

政治活動に本当にお金がかかるなら、きっちりと内容を国民に説明し、議員の報酬を正々堂々と引き上げればいいだけの話ではないでしょうか。
と、恥をさらした西宮市民の私は思うわけですが、兵庫県議会では、“政務活動費を1割削減します”で決着するようです。

たった一割削減って・・・、自浄作用ってもんが無いんかいな・・・。