明後日は、衆議院選挙です。
長く続いた自民党政権がついに終わりを告げたのが、3年前の衆議院選挙。

新しい政権に国民は大きな期待を寄せましたが、その期待がはかない夢に終わった気がします。
さて、ではこれからこの国を誰に託すべきなのか???

それを占うのが明後日の衆議院選挙です。
事前の下馬評どおり自民党が圧勝しそうですが、政治家と国民の距離の遠さを感じる世論調査がありました。

自民や民主、その他第3極と呼ばれる政党が、やたらと“脱原発!”“TTP反対!”といった政策に関して叫んでいましたが、一般国民の考える今回の選挙での争点は“景気対策”や“社会保障制度改革”だそうです。
選挙での人気取りの為に“脱原発!”を叫びまくっていた政治家の皆様は、完全にピントが外れていたと言わざるを得ません。

3.11以降、原発に対する国民の関心は当然高い訳ですが、それ以上に日々の生活の経済状況や、将来老後への不安感のほうが深刻だということを再認識する話です。
政治家なんて、自分を支援してくれる一部の利権団体の話しか聞いていないのかもしれません。

ただ政治家に失望して、諦めて無関心になってしまうと、ますます一部の利権者のみの政治になってしまいます。
利権とは無縁ですし、特別な政治信条や思想もない私ですが、選挙という国民的イベントを面白がってみるくらいの興味は持ち続けなければと思う今日この頃です。