昨日行われた大阪市長選挙で、毎日放送の元アナウンサーの平松邦夫氏が初当選を果たしました。
小沢騒動以来初の大きな選挙と言う事で、全国的にも注目だったようですが、民主党の勝利という結果に。

選挙の構図としては、自民公明の推す現職の関氏と民主党の推す平松氏の一騎打ちムードで、大阪の選挙としては珍しく(!)盛り上り、投票率も前回を10%近く上回りました。
結果を見ると、意外な事に(?)小沢騒動でドタバタしたにもかかわらず民主党の勝利です。

国政選挙ではありませんので、今回の結果で民主党も大喜びしてる場合ではないでしょうが、”候補者選びは重要”と再認識したのではないでしょうか。
投票率が大きく伸びたのも、毎日放送で夕方のニュースのアナウンサーを18年間もつとめた平松氏の知名度は大きかったように思います。

私自身も、”あ~、あの落ち着いたロマンスグレーの感じの良いオジサン”というイメージを持っており、特に奥様方のハートはつかんだかもしれませんね。
単なる市長選にもかかわらず自民公明、民主とも党首クラスの応援がありましたが、結果を見ると、政党の組織票よりも、候補者の魅力(イメージや知名度?)の方が大きかったというのが私の個人的意見です。

地方の市長選と国政選挙を同列に語ることはできないでしょうが、候補者選びは本当に重要ですね。
って、そりゃ候補者選びが重要なのは百も承知???

でも、良く分からないタレント議員や女子プロゴルファーの父親(ただのオッサンやがな!)を候補者に立てているのを見てると、ちゃんと候補者選んでるんかいな、と思ってしまうんですよねえ。
まあ、その良く分からない人達が実際に当選して国会議員になっちゃう平和な国なんですけど。