神戸の小1女児が行方不明になった事件は、最悪の結果となってしまいました。
同じ小1の娘がいる身としては、なんとも言葉にならない想いが沸いてきます。

2月ほど前にも、岡山で小学生の女の子が誘拐される事件がありました。
このような児童誘拐事件が頻発していると、なんとか自己防衛出来ないものかと頭を悩ませます。

岡山の事件では、事前にGPS付きの携帯電話を持たせていたのに、犯人に途中で捨てられてしまいました。
GPS携帯や大きな音が出る防犯ブザーを持たせるのは一定の効果があるのかもしれませんが、現実には、犯人に捨てられたり、ナイフを突きつけられてブザーを鳴らす余裕なんて無いケースが多いように思います。

そこで私が考えたのですが、子供用の“GPS付防犯ウォッチ”というのをメーカーに作って欲しいと思うんです。
ベルトは暗証番号でロックして親でなければ外せないようし、めちゃめちゃ堅牢で壊れにくい素材のボディーにし、無理矢理外そうとしたり衝撃を加えられると自動でサイレンが鳴るような。

日本の電機メーカーは、防水、防塵、対衝撃、が得意ですしGショックのような腕時計も現実にあるので、技術的にはそんなに難しくないのではないでしょうか。
ランドセルに付けた防犯ブザーは非常に鳴らしにくいですが、腕時計ならすぐに触れるのでブザー機能も生きやすいと思います。

こういう腕時計がメジャーになれば、“防犯ウォッチ”をしているのが周囲からも分かるので、一定の抑止力も働くかもしれません。
またGPS付腕時計ならば、痴呆老人の方が徘徊して行方不明になってしまうような事象への応用も効きます。

一定時間動きが無ければメール等を自動送信して第三者に知らせるようにすれば、1人暮らしで持病を持っておられるような高齢者への利用も考えられます。
最近、アップルやサムスンをはじめとした電子機器メーカーが、ウエアラブルデバイス(身に付けられる電子機器)をさかんに発表しています。

まるでスマホのように高機能な腕時計や眼鏡といったものが多いのですが、そんな複雑で高機能なものは要らないので、頑丈でシンプルな“GPS付ウォッチ”を作って欲しい。
ウォッチ型にはこだわらないので、リングとかネックレスとか、足輪(見えないほうが良いという場合)でも良いです。

犯人に捨てられないような仕掛けを持ったウエアラブルデバイスを、メーカーに発明して欲しい。
今からでもソニーの平井社長に手紙を書きたいくらいの気持ちです。
(子供の体にGPSチップを埋め込む事も考えたくらいなんで・・・)

頼むよソニー!!!