今朝の毎日新聞に載っておりましたが、いよいよ幼稚園と保育所の統合が本格的に議論されるそうです。
内閣府によると、10年程度の経過期間後に幼稚園と保育所を廃止して「こども園」(仮称)に統合する方針を示したとか・・。

10年程度って・・・、エライ先の話やん・・・。
そりゃ周囲への影響が非常に大きいのは分かりますけど、もうちょっと改革のスピードあげられませんかねえ・・・。

税金の世界でも良く似た話があります。
会社の場合は“税金を納める”だけなのに、国、都道府県、市町村、と3箇所に同じような内容の申告書を別々に提出し、それぞれ別々に税金を納めなければなりません。

さらに、税金と似たような性質のもので、社会保険料は各社会保険事務所に申告して納付、労働保険料は各労働局へ申告して納付します。
ざっくり言って、似たような書類を毎年5箇所も別々に提出して、お金もそれぞれ別々です。

そのそれぞれの取扱いをする立派な施設が、全国の一等地に何百箇所あるんでしょうね。
そこで働いている人の人件費は、総額でいくらになるんでしょうね。

全部一括してまとめてどこかがやってくれたら、国家としては物凄い金額の節約になりそうです。
消費税を上げる前に、この辺りの、誰が見ても無駄が多そうな社会制度を、抜本的に事業仕分けして欲しいものです。