ニュースでやってましたが、来年度の国の予算の概算要求は100兆円程度だそうです。
一方、わが国の税収はここ数年、年間40兆円前後と低調に推移しています。

ちなみに、絶好調だったバブル期でも、税収は60兆円程度です。
消費税を10%にしたところで、税収は10数兆円程度しか増えない見込です。

この程度の税収の国で、100兆円の予算を組もうとするってどうなんでしょうねえ。
国と地方の借金が1000兆円を突破していながら、まだまだ借金は増えそうです。

気になる借金(国債)の話で言いますと、来年度の国債費は24兆6千億円だそうです。
国債費とは、主に国債を返す費用(元金返済)と、国債の利払い費用(利息)の合計です。

国債費24兆円のうち、国債の利払いはおよそ11兆円とか。
税収40兆円に対して、利払いだけで11兆円・・・。

今の国債の金利ってせいぜい1%前後と空前の低利率ですが、これが3~4%になったら借金の利払いだけで税収が飛んでしまいます。
まあ景気悪いんで、金利がそうそう上がるとは思いませんけど、いくらなんでもちょっとヤバイと思います。

いったいどうしたらいいんでしょうね?