柳沢大臣の、”女性は産む機械”発言が騒動になっております。
日曜の地方選挙も終わり、もう終わるのかと思ったら、今度は”二人産むのが健全”発言でまた話題です。

いやあ、しかし、これほど大騒ぎしないといけないほどの発言なんですかねえ。
確かに、大臣の本音の部分での男尊女卑的な思想があるかもしれませんし、聞く人によっては著しく不快感を持ったかもしれません。

大臣という立場からも言葉の選択には気をつけるべきでしょう。
でも、実際の”産む機械”の発言の流れを聞いてみると、少子化問題の下手な例え話ってレベルに私には聞こえます。

本人もすぐに訂正してますし、ちょっとメディアや野党があおりすぎの気がします。
まるで柳沢大臣が、”女性は子供を産む為だけの機械です”とでも言ったかのような報道っぷりですから。

勿論、そんな時代遅れな失言をしてしまう柳沢大臣の肩を持つ気はサラサラありませんが。
これ幸いと女性の権利を主張する女性議員や女性評論家(?)の発言のほうがなんだか聞いてて空しいというか滑稽というか。

女性の地位を向上しなければ!と声高にまくしたてる女性議員を見てると、かえって時代錯誤を感じます。
”辞めろ辞めろ”の大合唱じゃなく、それこそ、結婚や出産、子育てをする女性のサポートをしていく社会全体の仕組みづくりの議論を国会ではして欲しいです。

柳沢大臣が辞めても、少子化問題は無くなりません。
気に入らないから国会での審議に出席しないんじゃ、小学生の学級会よりレベル低いような。

ま、安倍首相の”美しい国”と小沢さんの”生活維新”じゃ、意味不明さは同レベルで、そもそも議論の余地がないのかもしれませんけど・・・。