先々週、2年間お世話になったauを離れ、格安simと呼ばれるものに移りました。
格安simと呼ばれるサービスは物凄い勢いで取扱業者が増えており、既に150くらいの事業者が参入しているそうです。

これだけたくさんの業者が参入しているのですが、格安simのサービスの本質は、ドコモの作成するsimカードを下請け的に売っているだけなので、料金やサービス自体に大きな差はありません。
(一部auのsimもあります)

その為、どの業者にするか迷ったのですが、この2月からサービスを開始したイオンモバイルにしました。
大きな決め手は無かったんですが、“イオンなら大丈夫だろう”、という漠然とした安心感ですかね。

ただ、そういった安心感とは裏腹に、2月のサービス開始当初からシステムトラブルが続いており、ネット契約が当たり前の格安simなのに、実店舗でしか契約できないという状況でした。
“実店舗で契約出来る”、というのはイオンモバイルの最大の強みなんですが、“実店舗でしか契約出来ない”となると、ネットサービス業者なのに頼りないなあと思ってしまいますよね。

しかも、“実店舗へ行って契約しても実際にsimカードを貰えるのは数日後になった!”という話が結構あり、電話で事前に状況を聞いてみても、“午前中に来て頂ければ、多分、当日中にsimをお渡し出来ると思いますが、お約束できません”とか。
“実店舗で即日交付できます!”、とホームページで堂々と宣言している上場企業とは思えないような怪しいお答え・・・。

ちょっと不安になったのですが、まあ最悪でも翌日には貰えるだろうと割り切って、先々週の土曜日の11時頃に隣町のイオンへ行ってみました。
“多分今日中にはお渡しできるかと・・・”、と受付のお姉さんもかなり弱気でしたが、実際には15時頃にあっさり開通の連絡があり、無事に何事も無く即日移行が完了しました。

その後、2週間足らず経ちましたが、何不自由なく使えており、イオンモバイルに移って満足しております。
唯一の注意点を挙げておくと、格安シムはメールアドレスが貰えないという点。

当然皆様承知の話でしょうし、私自身、今時gmailで十分やん、と思っていたのですが、パソコンからのメールを着信拒否にしている携帯の人が意外に多く、今回知人へ送ったメールアドレス変更の通知のうち4割くらいは拒否されて返ってきてしまいました。
試行錯誤したのですが、スマホから送っても拒否されますし、一件ずつ送っても拒否されます。

今後格安simへ移行することを考えておられる方は、ドコモ等のキャリアメールが送信できる段階で、事前に新しいメールアドレスを知人へ一斉通知しておき、拒否されないようにしておかれる事をお薦めします。