先週から続く熊本地方を中心とした地震ですが、まだ余震は続いており、被災された方々は避難所での不自由な生活が続いているようです。
今回の地震は、最初の一発目よりも、後からのもう一発のほうが激しかった(学術的な比較は分かりませんが)のが特徴かと思います。

“余震はしばらく続くけど、そのうちおさまるだろう”、と思える通常の被災者の心理に比べて、またさらに“本震”がくるかも、と思わずにいられない分、心理面が心配ですね。
“天災”ですので、ただ祈るしかないですが、余震が1日も早くおさまって、落ち着いた生活を取り戻せるようになって欲しいものです。

ところで、
今回の熊本地震もそうなんですが、個人的には、阪神大震災以降、なんだか日本に大きな地震が数多く発生している気がしておりました。
ひょっとして日本の国土全体が、地震の活動期に入ってきているんじゃないのかな??とか。

で、過去の地震に関する統計等をちょっと調べてみると・・・、
特に最近地震が増えているという訳ではないようです・・・。

阪神大震災や東日本大震災クラスはさすがに珍しいですが、ここ100年ほどでみても、“数年おき”に死者が多数出るレベルの地震が全国各地で起こっています。
要するに、自分が実際に阪神大震災で被災するまでは、他の地域で起こる地震報道に対して非常に鈍感だったというのが真実ですね。

積極的に被災地への支援を買って出ておられる方々の話が数多く伝えられておりますが、私の場合、自分が実際に経験するまでは、めっちゃ他人事だったんだなあ・・・、と、いろんな意味で反省しました。
今更ですが、やはり日本は地震が非常に多い国で、どこに住んでいようとも、常に当事者意識と助け合いの気持ちを持たないといけませんね。