公正取引委員会が、TAC、大原学園、早稲田セミナーに対して警告をしたそうです。
公取委によると、TACは会計士と税理士、大原は税理士、早稲田は国家・地方公務員の試験についてパンフレットで合格者数や占有率を表示しているのですが、「試験直前対策」などの短期講座の受講者も数に含めていたようです。

他の資格試験はよくわかりませんが、税理士受験業界では公然の秘密(?)話だったんですよね。
なんせTACと大原の公表している”合格者占有率”を両校合わせると、軽く100%を超えてしまってましたから。

みんな両方の学校に通ってた訳はないんで、どう考えてもおかしい数字なんです。
私も全国模試を受験しただけで、”合格者実績”の一人にカウントされ、合格祝賀会の案内まで来た経験があります。

資格受験生の常で、専門学校選びは悩みどころですから、より実態の分かる数字を正々堂々と公表して欲しいものですね。