普天間基地の問題で、なんだかすっかり“ダメ首相”のレッテルが貼られつつある鳩山さん。
問題決着の期限である5月で、本当に命運が尽きそうな勢い(?)です。

そんな普天間問題で一杯一杯の鳩山さんなのに、追い討ちをかけるように、高速道路料金改定の問題に関して民主党内で内輪もめが勃発しています。
それは、今月9日に前原国土交通大臣が発表した新しい高速料金制度に、小沢さんが文句をつけたというもの。

小沢さん曰く、“マニュフェストで高速無料化を謳っておきながら、実質値上げはおかしい”と。
このブログでも先日書きましたが、まさにそのとおり。

よく言った小沢幹事長!
と、言いたいところですが・・・。

何を今更そんな事・・・、しかも身内である民主党の幹事長が言うか・・・、って話でございます。
問題があるなら、国民に発表する前にきっちり党内で議論しておきなはれ、って感じです。

発表の際は何も言わず、その後の運送業界等の反発を聞いて、“やっぱりおかしいから止めろ!”っていきなり言うのは無茶でっせ。
そもそも小沢さんが”必要な高速道路建設はやるんだ!”って言うから、前原大臣もシブシブ高速の料金を“微妙に”値上げして財源を確保し、その浮いたお金で高速道路を作ろうって話のようにみえます。

“コンクリートから人へ”、なんてカッコいい事言ってたのに、自民党時代に逆戻りさせたのは、この小沢さんの意向でしょう。
それを今更、参議院選挙の票にとってはマイナスだからと、正反対とも言える要求を突きつけては、前原大臣が怒るのも無理はありません。

今日の前原大臣の発言にありましたが、“高速道路の建設を促進する要望をしておきながら、値段が上がってはいかん、というのは二律背反だ”、というのは、まさにそのとおり。
よく言った前原大臣!

と、言いたいところですが・・・。
いやいや・・・、君らみんな同じ党なんちゃうのん・・・。

立法と行政は三権分立の関係かもしれないけれど、どうなってんの、民主党・・・。
そして相変わらずリーダーシップの発揮できない、小沢さんの影武者のような、鳩山首相・・・。

何やってんの、鳩山さん・・・。
ますます“loopy”な鳩山総理大臣って感じです。
(4月16日のブログご参照↓)