衆議院の解散が決まって、あっという間に今週末が投票日です。
今日、たまたま西宮市のとある駅前で、選挙活動中の候補者に遭遇しました。

駅前で候補者を見たと言うと、雛壇みたいな台の上で演説している姿を想像されるかもしれません。
しかし今日見たのは、候補者を真ん中にはさむ感じで、選挙スタッフ7、8名と共に一列縦隊になって練り歩いているという風景でした。

場所を移動していただけなのかもしれませんが、「衆議院議員候補○○本人でございます!ありがとうございます!」というセリフだけを連呼して、かなりゆっくりしたスピードで歩いているその隊列は、なんだか不思議なオーラを放っておりました。
「候補者本人です!」って事だけ思いっきりアピールするって、候補者本人以外の単なるスタッフだけで名前を連呼してるケースが相当あるんだろうなあ、などと思わずにいられないヒネクレモノの私ですが・・・。

とは言うものの、衆議院議員って大変ですよね。
最近は政界再編やら政権交代やらで、どの政党も安定感が無いので、結構、一回だけで終わってしまう人も多いと思います。

市会議員なんかは、何十年も議員やってる人がかなりいますが、衆議院は突然解散させられてしまう恐怖と戦いながら数年の短い任期を過ごさないといけません。
地方選挙では、当選者のほうが落選者より圧倒的大多数ですが、衆議院議員は数名に一人しか当選しません。

今回の西宮選挙区では五人も立候補者がいますが、落選した四人の方々は今後どうするんでしょうね。
ま、余計なおせっかいですが、なんだか背中が疲れているように見えた今日の候補者さんでした。