日本プロ野球組織は、今季から本格的に始めたドーピング検査で、ソフトバンクのガトームソン投手から禁止薬物のフィナステリドを検出したと発表しました。
ガトームソン投手には、20日間の出場停止処分、球団に対して750万円の制裁金が科されたそうです。

まったく知りませんでしたが、日本のプロ野球でもドーピング検査というのをやっていたんですね。
大リーグのボンズ選手のホームラン記録が、ドーピングによるものという疑惑が有名ですが、その辺の事情もあって、日本でもドーピングに厳しくなっているのでしょうか。

そう言えばボンズ選手の薬物疑惑に関して、ある野球解説者が面白い見解を言っておりました。
”ボンズは薬物を服用していたかもしれないが、かつての大リーグでは多くの投手も薬物使用を行っていたであろうから、その投手から打ったホームランはやはり価値があり立派である”というもの。
(正確なコメントは忘れましたが、こんなニュアンスでした)

確かに対戦型のスポーツなので、お互いにドーピングしてれば、ある意味フェアな対戦と言えなくもない???
まあちょっと無茶苦茶な理屈ではありますが、一理はあるな、と感心してしまいました。

ドーピングを肯定する気は無いですが、ボンズの記録に関しては、やはり賞賛に値すると思う私です。
さて今回のガトームソン投手のドーピング事件ですが、その薬物はガトームソンが服用していた発毛剤に含まれていたものらしく、しかも事前に球団に申告していたそうです。

どうやら球団側のミスということのようです。
日本のプロ野球界初のドーピング疑惑!!!と大騒ぎしたのに、実は”発毛剤”でしたなんて、面白すぎる・・・。