今週、とある家の庭にたなびく鯉のぼりを見て、“屋根よ~り高~い、鯉のぼ~り”という歌詞が頭をよぎりました。

大きい真鯉は、お父さ~ん
小さい緋鯉は、子供た~ち
おもしろそうに、泳いで~る

あれ?、お母さん、おらへんやん?
2番の歌詞に出てくるんやったかな?
でも2番の歌詞覚えてない・・・。

と思い、家に帰ってグーグルさんに確認すると、どうやら元々2番の歌詞は無く、お父さんと子供だけの歌のようです。
理由は諸説あるようですが、まあ、そういう時代だったのかなあ、という気もします。

ここで怒っているお母様方!、安心してください。
時代は変わり、今はむしろお母さんのほうが尊重されております。

“こどもの日”は“国民の祝日に関する法律”という立派な法律で制定されており、その法律には該当の祝日の趣旨説明のようなものが記載されております。
こどもの日の趣旨説明は、

“こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する”
です。

子供の成長を祝うの為の日だと思い込んでおりましたが、“母に感謝する日”と法律にビシっと書いてあるんですね。
そして寂しいことに、この“国民の祝日に関する法律”を全部読むと、父に感謝する日はどこにも無いです。

こいのぼりの歌の頃から時代は進み、女尊男卑(?)に変わりつつあるのかもしれませんね。
おかあさんに感謝するのは大切だけど、おとうさんもよろしくね!、と最後に言っておきます・・・。