今週、大学時代からの付き合いだった同級生が亡くなりました。
直腸がんで1月に手術を終えていたのですが、何かが上手くいっていなかったようです。
その友人とは18歳で出会いました。
私と全く同じで、理系の京都大学工学部に落ちて文系の大阪大学法学部に入学したという変わり種でした。
大学卒業後に私はサラリーマンになり、彼は公務員になり、時々同窓会を開いたりする付き合いが続きました。
私がサラリーマンを辞め、彼は公務員を辞め、数年ダラダラ生きた後、私は税理士になり、彼は不動産鑑定士になりました。
数年ダラダラ生きている時、私は3ヶ月ほど北海道に住み、彼は1ヶ月ほどイギリスに住んだりしていたのですが、その辺の感性も何か似ていた気がします。
そういえば、誕生日も同じ1月生まれで5日違いでしたね。
36歳の同じ時期に士業として独立開業し、私の税理士事務所のお客さん第1号となってくれて、その後20年近くの付き合いでした。
昨年、直腸がんであることが判明した時は驚きましたが、
今は2人に1人が癌になる時代だし、
抗がん剤や放射線治療は大変だけど、みんな普通に治る時代だし、
50代半ばは、癌患者としてはまだ若いほうだし、
また元気になって仕事出来るようになるやろ!、
と言っていましたが・・・、
今週、1人暮らしのマンションで亡くなっている状態で見つかりました。
あまりにも突然で、
あっけなく1人で終わってしまった感じで、
ただただ、悲しい出来事です。
ふっとロウソクが消えるように、
命も消えてしまうものなんですね。