乱立する自民党総裁候補者の大本命である小泉進次郎さんが立候補表明の会見を行いました。
その会見の中で、失礼な記者の質問に対し、見事に切り返した小泉さんのパフォーマンスが喝采を浴びています。
失礼な記者いわく、
“進次郎さんがこの先首相になってG7に出席されたら、知的レベルの低さで恥をかくのではないかと、みなさんが心配しております”
“それこそ日本の国力の低下になりませんか。それでもあなたはあえて、総理を目指されますか?”
程度の低い記者の質問にありがちな、“みんさんが言っています”構文、大嫌いです。
そして、総理候補者に対して“知的レベルが低い”とか、いくら相手がセクシー進次郎ちゃんでも失礼過ぎます。
さらに、記者質問の場で候補者に対しで“あなた”とかいう言葉遣いをする君の方こそ、どういう知的レベルの物言いやねんって話です。
この質問に対する進次郎氏の答えが、
“私に足らないところが多くあるのは事実だと思います”
“完璧ではないことも事実です”
“しかし、その足りないところを補ってくれる最高のチームを作ります”
“その上で今まで培ってきたものを、1人1人と各国のリーダーと向き合う覚悟、そういったものは私にはあると思っています”
ちょっと苦笑しながらも、落ち着いて淡々と切り返す、いやあ、進次郎さん、成長したねえ。
100点満点の大人の対応でした。
詳細はヤフーニュース等ご参照。
学歴や知性がどうこうと言われがちな小泉進次郎さんです。
しかし、そもそも学歴といっても、この国の大学や高校の受験なんてタダの暗記合戦です。
求めらる限られた時期に一生懸命努力して覚えた人が結果を残せる受験制度に過ぎません。
学歴という結果を残したことは素直に評価すべきですし、多くの職業に要求される能力と学歴の親和性が高いのは事実でしょう。
でも、いわゆる頭が良いとか知的レベルが高いという話とはまた別だと思います。
まして国家の長たる総理大臣の資質は、暗記力や勤勉性だけでは測れるはずも無いです。
パワハラやおねだり疑惑で話題の兵庫県知事は東大を出ています。
話す言葉を聞いていると、暗記能力や勤勉性はありそうです。
しかし残念ながら、本質的な知的レベルやコミュニケーション能力、リーダーシップが高い感じではないです。
お父さんの小泉元首相も、知性よりは感性の“変人”でした。
(田中真紀子さんが命名してましたね)
正直、小泉進次郎さんが首相になったらこの国大丈夫かなあと思っておりましたが、
どうせ誰が総理大臣やっても大差ないだろうし、セクシー進次郎首相も意外と面白いんじゃないかな?、と思った次第です。