今日は宝塚市で行われた確定申告相談会へ行って参りました。
確定申告相談会は毎年この時期に税務署主催で行われるもので、税理士も相談員として協力しています。

還付申告を除いて、まだ所得税の確定申告の時期(2/16~3/15)は始っていないのですが、早目に相談して早目に提出する真面目な方々が多いですね。
税務署側としても期限ぎりぎりに大量に提出されるよりは早目に出してくれる方がありがたいので、この時期から毎年行われています。

今日も全国的に雪模様で大変寒かったにもかかわらず、大勢の方々が相談及び提出に来られていました。
ただここ数年、徐々に混雑ぶりが緩和されています。

その理由は、パソコンやスマホで自宅から自力で申告をされる方が増えているからです。
10年ほど前まで会場内は人でごったがえしてラッシュアワーの電車状態でしたが、今は整然と並べるレベルになってきました。

国税庁も頑張って毎年eTaxの使い勝手を上げておりますし、マイナンバーカードの普及も相まって自宅で申告が完結してしまう方が増えているんですね。
特に大きいのは、スマホ自体にマイナンバーカードを読み込める機能が標準的に装備されてきた事でしょう。

以前は、パソコン等で電子申告する際にマイナンバーカードを読み込むカードリーダーをわざわざ購入する必要があったのですが、今の多くのスマホはカードに触れてパスワード入れるだけで読み込めます。
国税庁としてもパソコン申告よりもむしろスマホ申告のほうが利便性が高いという事で、今後はスマホが電子申告の中心となるようです。

そこで問題なのは・・・、
老眼・・・。

今年55歳になる私にとって、年々スマホ画面が見づらくなってきました。
国税庁もスマホ画面に最適化するよう工夫しておりますが、いかんせん物理的に画面は小さいです。

そこでメーカーに提案!
タブレットにもマイナンバーカード等を読み込む機能を装備して欲しい!

恐らくちょっとしたチップを追加するだけで可能だと思うので、スマホだけではなくタブレットにも是非装備して欲しいです。
確定申告の為だけではなく、それ以外の公的な手続きは勿論、高額な買い物やプライバシーやセキュリティーが必要とされるようなさまざまな場面で今後益々オンラインでの本人確認が重要になってくると思いますので。

まあマイナンバーカードを使えばセキュリティー等が100%担保されるとは到底言えませんが、現在主流のIDパスワード方式よりはずっとセキュアかと。
恐らくipadを作っているアップル等のメーカーは、“タブレットにはカード読込機能は不要やろ”と思っているでしょうが、タブレットにこそ付けてくれ!と老眼の人々を代表して申し上げたいです。