昨日、衆議院が解散され、10月22日に総選挙が実施される予定です。
第3次安倍内閣が発足したのが8月3日ですので、新大臣は何もしないまま解散突入という感じになりました。

先日ブログで書きましたが、野田総務大臣に替わったおかげで来年のふるさと納税が変るかも、という話も白紙です。
~総務大臣が変わると、ふるさと納税も変わる?~

解散の大儀が無い!と文句を言う野党やメディアも多いですが、そもそも衆議院の解散は、首相が自分の都合のいい時を選んでやっちゃうものです。
野党第一党の民進党が代表交代のゴタゴタや女性議員のスキャンダルのおかげで凋落の一途という状況を思えば、時の首相としては妥当な解散権行使のタイミングかもしれません。

安倍首相の念願である憲法改正へ向けて、“総選挙で国民の信を得た”という、それこそ大義名分を勝ち取れるという思惑もちらほらしますし。
多少自民党の議席は減るだろうけど、民進党が激減するのは間違いない!、よし、今や!って判断だったのでしょう。

ところが・・・、

そういった当初の情勢や思惑に反し、突然降ってきた感のある“希望の党”という小池バズーカが炸裂し、ちょっと面白くなってきました。
民進党は余程事前調査の結果が悪かったのか、事実上の解党で小池さんに合流する事になり、この数日で完全に空気が変わった気がします。

関西にいると小池人気はあまり感じないのですが、都議選の結果を見ると関東では凄い人気なんでしょうね。
ただ、橋下さんが関西で人気絶頂だった頃の維新も全国ではそこそこでしたので、全国区の国政選挙でこの小池人気が本物なのかどうか、興味津々です。

少なくとも、結果が最初から見えてる選挙よりは盛り上がって良いのではないでしょうか。