本日、西宮市議会で、市が提出していた2025年度の予算案が反対多数で否決されました。
今年は西宮市制100年という記念すべき年なのですが、100年目で初めての珍事(!)が起こってしまいました。

否決の理由は、財政難の中にもかかわらず“市の職員の人件費圧縮が不足している”ということのようです。
西宮市民以外にとっては“へ~、そうなんだ~”位の話でしょうが、実は西宮市の財政は年々悪化しております。

関西エリアの住みたい街人気ランキングで毎回上位ですし、芦屋市の隣街でイメージとしては“お金ありそうな街”だと思うのですが、実は“お金の足りてない市”なんです。
なんでお金が無いのか要因は色々あるでしょうが、その一つとして、市役所職員の給料が高すぎる!という点は常々言われています。

総務省が毎年出している地方公務員給与実態調査というのもをまとめた、“中核市職員の年収ランキング”というサイトでは、西宮市が毎年全国トップ。

関西でトップではありません。
全国一位です。

それで、“市の財政厳しいんです~”って言ってたら、怒られますよね。
というか・・・、
今まで誰も怒らんかったんかい!!!、
と市民としての自戒も含めて痛感しております。

関西の住宅地にある普通のちっぽけな市が、中核市限定とはいえ全国トップレベルの人件費ってのはマズイですよね。