20日に告示された東京都知事選に、過去最多の56人が立候補しました。
本気で当選を目指しておられるのは56人中の2~3人というのが現実でしょうが、賑やかしでも売名でも選挙が盛り上がるので良い事だと思います。
真面目な大人の方々は、
ふざけるな!売名の為だけじゃないか!
当選する気もないのに立候補するな!!
日本の首都が恥ずかしい!!!
っておっしゃいますけど・・・。
政党や利権団体の思惑だけで当選するいつもの出来レース選挙が真面目だとするなら、若者やメディアが注目する今回の不真面目な選挙の方がまだマシかと個人的には思います。
政党や利権団体にしてみれば、選挙が注目を集めて無党派層や若者が投票に来るとなれば、面倒な話に違いありませんので。
どういう方法か知りませんが、選挙掲示板の半分近くが同じポスターで埋められるなんて面白すぎます。
(ヤフーニュースご参照)
これが合法という先進国って他にあるんですかね?
ファンキーなアメリカ人も、このポスター見たらびっくり仰天でしょう。
日本の恥だという人も多いでしょうが、この選挙掲示板見たら、真面目で大人しいだけが取り柄と思われている日本人のイメージをぶち壊してくれる気がします。
選挙ってここまでやって良いんだ、意外と自由だし、NHKのテレビ出れるし、面白いやん!、と若者が思ってくれるだけでも日本が変わっていけるきっかけになるかと。
老人たちの茶番劇の時代が早く壊れて欲しいと思う私にすれば、このおふざけもポジティブに受け入れられます。
モチロン、真面目な若者が正面からぶつかって老人たちの利権政治をぶち壊してくれるのが理想であることは言うまでもないです。
ただ、いつものように現職が再選という臭いが漂っている中、投票率や注目度だけでも上がれば大成功な選挙イベントかなと、羨ましく思う関西人です。