かなり驚きましたが、阪急電鉄が伊丹空港と梅田を直結する新路線を検討しているとのことです。
新路線は、阪急宝塚線の曽根駅から地下鉄で伊丹空港を結ぶという構想のようで、まだ検討段階とはいえ、是非実現して欲しいですね。

伊丹空港は、戦前からある古い空港にもかかわらず、昔から鉄道と直結していませんでした。
空港ターミナルから直線で700メートルほどの場所に阪急電鉄蛍池駅があるのですが、なんで直結にしなかったんだろうという離れ具合・・・。

スーツケース抱えて歩くのはちょっとキツイし、かといってタクシーやバスで移動するのも微妙な距離感です。
今から20年ほど前にようやく大阪モノレールが直結したのですが、大阪モノレール自体が大阪の中心部から離れたエリアをぐるっと回るだけのイマイチな路線(!)で、これまた微妙な直結状況。

大阪の中心部や神戸方面へ行く人は、結局モノレールに一区間だけ乗って蛍池駅で阪急に乗り換える事になりがちで、なんでモノレール繋げたん???って感じ。
私が大阪の勤め先から東京出張の際も、鉄道ではなく梅田発の空港バスを利用していました。

もし阪急電鉄が、蛍池駅の隣の曽根駅から直結するとしたら、梅田から鉄道で一直線です。
しかも、その途中の十三駅からは、新幹線の新大阪駅や関西国際空港へ繋がる鉄道路線の新設計画が既に決まっており、関西エリアの交通インフラは飛躍的に向上するでしょう。

曽根駅から空港までの地下鉄3キロはかなりお金がかかる見込のようですが、“やっちゃえ阪急!”と応援せずにはいられません。