今週火曜日、韓国大統領は“非常戒厳”を宣布すると発表しました。
戒厳令といえば、戦前の日本や独裁国家、軍事国家等で出されるたぐいのものです。
そこそこ先進国の韓国で、今時こういう事態になるということが信じられませんでした。
そしてさらに信じられないことに、
深夜のニュースでその一報を見て、これは明日からどうなるんだろうと思いつつ寝て次の日起きたら、
もう解除されてました・・・。
何やってますのん大統領、って感じです。
でも、実際にライフルを持った韓国軍人が国会の窓ガラスを割って侵入する様子がテレビに映されるのを見ると、一時の気の迷いではなく、本気で戒厳令出して国会を物理的に支配掌握しようとした大統領の強い意思を感じます。
東南アジアの軍事国家や内線が起きているアフリカの国々のようで、すぐ隣の国で起きている現実とは思えませんでした。
そもそも、大統領のような権力者が、国民の基本的人権を合法的に制限できるような法律が未だに存在していたのが驚きです。
そして、恐らく伝家の宝刀で抜く事は無いだろうと思われていたこの法律を、令和の時代にあっさり抜いちゃったのも驚きです。
北朝鮮とかロシアとかならまだ理解できるんですけど。
大統領の評価は勿論のこと、韓国という国自体の評価もダダ下がりになるレベルの出来事ではないでしょうか。