兵庫県加古川市の48歳男性職員が、勤務時間中に仕事に関係無いネット閲覧をしていたとして、その時間の給与相当額を返金させられたそうです。
その金額は、なんと8年間で476万円!!!

これに利息相当額を加えて合計562万を返還させたとのことで、一括でこの額を返金できた(多分)のも別の意味で驚きです。
仕事中に“ついつい”関係の無いサイトを閲覧してしまう事って誰にでもありそうですが、バレるとエライ事になるという話ですね。

とはいえ、このケースは“ついつい閲覧しちゃった”というレベルではなく、わざわざ時間外勤務中に動画サイトを見ていたという話らしく、堂々とサボりながら残業代貰っていたという事のようです。
8年間もの間、周囲の人が誰も気づかなかったとは思えないので、48歳という年齢的にも、誰も直接文句を言えない“仕事しないダメ上司”の典型的なパターンだったのかもしれません。

今回は“正義の鉄槌”がくだった訳ですが、こういう“仕事しないダメ上司”って多分どこにでもいて、高い給料貰いながら勤務時間中にユーチューブをダラダラ見てたりするんでしょうねえ。
真面目で勤勉なはずの日本人なのに、諸外国に比べて“ホワイトカラーの労働生産性が低い”とよく言われるのは、こういう人の存在を許容してしまう組織の在り方も一因のように思います。