昨日のプロ野球のドラフト会議で、市立西宮高校の山本卓実君(投手)が中日から6位で指名されました。
まだ正式にプロ契約は結んでいませんが、実家から徒歩7~8分の市西(いちにし)からプロ野球選手が誕生することは確実で、なんだか嬉しいですね。

山本投手は身長167センチと小さな体に公立高校というこもあって、元々それほど注目を集めていた選手ではありません。
高校入学当初は野手兼任のような扱いで、球速も120キロを超える程度だったそうです。

それが昨年の冬を超した頃からメキメキ力をつけ、最速148キロもの速球を投げる本格派投手になったというのですから、高校生の成長力には驚かされます。
3年春の県大会ではセンバツベスト4の報徳学園相手に2失点完投し、その後の練習試合でも、センバツ優勝の大阪桐蔭相手に7回3安打と、俄然プロの注目を集めるようになりました。

子供の頃から少年野球をやっていたそうですが、市西に進学したところまでは恐らく普通の野球好きの高校生だったと思います。
それが、まさかプロ野球なんて・・・、高校3年間で大化けしたと言ってもいいのではないでしょうか。

ドラフト前には阪神が6位くらいで指名してくれたら・・・、と個人的に期待していたのですが、地元でもない中日が指名してくれたのはある意味実力の証です。
ピッチャーの肩は消耗品とも言われますが、山本君の場合それほど酷使されてないでしょうし、顔や見た目もまだ子供っぽいので、体も大きくなってさらなる伸びシロが期待できそうです。

中日には大事に育てて頂いて、8年後には地元西宮の球団に帰ってきて欲しいですね!
(本人も阪神ファンらしいです。)