コロナの影響で夏休みが短縮され、例年は休みの期間も学校へ行くことになりました。
本来は給食室も夏休み期間ですので、フルスペックの給食の提供は困難ということで、調理を必要としない“簡易給食”を西宮市では提供する事になったそうです。

しかしながら、そのメニューがあまりにも“簡易すぎる”ということで騒ぎになり(?)、ついに西宮市議会で取り上げられるに至りました。
“簡易給食”の献立は毎日似たようなもので、“パン、牛乳、チーズ”、時々ゼリー、みたいな感じです。

“オイオイ、戦時中かよ・・・、戦争知らんけど・・・”、と関西人なら思わず突っ込みたくなるメニュー。
コロナの影響でどの市町村も似たようなものなのかと思いきや、西宮市の近隣の市では、きちんと給食等を提供する市がほとんどだと聞くと、ちょっと悲しくなる話です。

そこで先日の市議会では、全会一致で改善へ向けて要望する決議が出たのですが、
西宮市教育委員会の出した改善策は、

“毎日ポールウィンナー2本追加します!”、とのこと。

息子が学校から持ち帰ってきた“新献立”を、わざわざ妻がLINEで送ってきてくれるほどの衝撃的な改善策。
西宮市教育委員会、恐るべし・・・。

まあねえ、厳しい状況の中、直前のこの時期になんとか努力しての結果なのでしょうが、ウインナー2本追加しました!!!、って、完全に笑わせようとしてる?
文教都市!、子育てしやすい街!、などと自称する西宮市ですけど、いろんな意味で、市の教育委員会のセンスが抜群なのは間違いないですね。

ちなみに、“ポールウィンナー”は地元西宮の伊藤ハムさんのものらしい。
ポールウィンナー自体は美味しいし、そこそこ値段するし、ま、何はともあれ伊藤ハムさんには感謝です。